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REDに関わるオトナ女性なら嗜んでおきたい、大人のリアルで新鮮な性を楽しむための情報を、世間の常識に囚われることなく、ぶっちゃけた本音と、客観的な視点で、お届けします。これからREDを使いたいと思う方は予習は必須!何倍も楽しさが増えるヒント盛り沢山ご用意しています。店長RINO自身の経験から得た情報も織り交ぜてます。随時更新お楽しみに!


★魚の世界 自由自在に性転換~なわばり系ダルマハゼと乱婚系クマノミ~

LGBTQ+、性の多様性についても日本は他の先進国に比べて、かなり遅れて、おまけに少し及び腰ではありますが、考えられるようになりました。生き物の世界でも、種の存続の為に自由自在、臨機応変に性転換するものが多く存在します。目的は全く違うとしても、その潔さ、たくましさ等、見習いたいポイントはあると、私は思います。私の好きなサンゴ礁の海には、性転換の達人な魚が多く存在するので、ご紹介しますね。ちなみに、私は海に潜る時、そんな性のドラマも込みで魚を観察していたので、余計に魚たちが愛おしく見えておりました!

*なわばり系の性転換… ダルマハゼ スズキ目ハゼ科
沢山の魚はなわばりを持っています。そのなわばりを守るためには、大きく成長したオスが必要とされます。

ダルマハゼもなわばりの中で、小さいうちは全員メスで生活し、一番大きく成長したものがオスに性転換します。そのオスが、何らかの原因でいなくなった場合は二番目に大きかったメスが性転換してオスになります。それを繰り返して、なわばりと守り、子孫をつなげていこうとします。



*乱婚系の性転換… クマノミ スズキ目スズメダイ科
日本には6種類のクマノミが存在、白い部分がふたつあるカクレクマノミは、映画“ファイデング ニモ”で大人気。毒性イソギンチャクを住みかとするので、なわばりを守るオスの役割が重要ではなくなり、メスのサイズが大きい乱婚系性転換の魚です。

ひとつのイソギンチャクの中で一番大きいクマノミがメス、それ以外はオスです。オスの中で一番大きいものと交尾しイソギンチャク内に産卵、共同で卵を守ります。何らかの原因でメスがいなくなれば、二番手のオスがメスに性転換、三番手のオスとペアリング、これを繰り返します。


(写真はクマノミという種類、カクレクマノミではない)

→ダルマハゼから見えること
・大きく成長したオスは、オスとしてひとり勝ちだが、なわばりを常に守り続け、きっと苦労続き?
・なわばり内のメスは一夫多妻の世界の一員となるが、相手に申し分はないであろうし、別のなわばり、別の一夫多妻メンバーにに入ることも可能で、結構楽に楽しく暮らせる?

→クマノミから見えること
・実際の海でのクマノミ、イソギンチャク共生の様子を見ていると、メスはメンバーの中でダントツに大きく、実権の大きさを目の当たりに出出来てしまいます。小さな小さな、何番手?なオスが寿命の中で、一番手のメス、二番手のオスに昇格出来る感じはしないので、厳しい、寂しいオスの人生を歩むのだろうな~と哀れみの目で見てしまいます。
・ファインディング ニモのストーリーは最初から違和感でした。ニモはお父さんと冒険は出来ないのでは?お父さんは、お母さんに性転換する時が来るのでは?と考えながら映画を観ていたのは私だけでしょうか。
・人間の世界で、性の多様性も性転換もそんなに単純明快で、ラクチンなことではないのは事実ですが、他の生物は、有無を言わさず、それが起きている現状、同じ生き物という立場で、本能、理性を仕分けて、柔軟に考えてみる時間を作るのは素敵なことでは?と私は考えます。