“感じる”ってどういうこと？その２

“感じる”を、前項では、体の仕組み、解剖学から分析してみました。

長々と読み進めてみて、まじめに、冷静に、分析する問題？“感じる”ってもっと情熱的にエロティックに解説された方が面白いし～、と思われた人、多いはず。

実際そのご意見はあっているとも言えます。やっとここまで進展した大好きな彼氏が、今、私の乳首に触れている・・・。その場面で、“感じる”は情報で・・・なんて分析できるわけないですよね～。でも！冷静ではなくても、分析に近いことができるのです。

AVの“あ～ん”的な声を出して、感じている女性（その１に登場しています）は少しは感触の情報分析などして、脳みそに情報を送り、脳みそは声帯関連の筋肉に“あ～ん”的な声を出すように指示を出したのか。

違いますよね。視聴者がいるし、人気者になりたいし、男優さんは明らかに感じるとされる場所にそれっぽいアプローチしているし・・・。そんなAVの常識が、“あ～ん”的な声を作り出しています。

一般人である私たちに当てはめると、やっぱり、感じたふりをするべき？、やりすぎると引かれる？そもそも恥ずかしくて、どうしていいかわからない～！といった、冷静に“感じる”を分析して、情報脳みそへ伝達する行為をなぎ倒して邪魔してしまう感情という要因が予想よりたくさんあるのです。

その要因こそ、恋心だったり、オンナの打算、計算だったりするわけで、取っ払うことは無理だと思います。

やっと結論に近くなってきました。性欲あります、その過程が、ロマンチックでなくても、精子の放出望みます！というシンプルな発想（誰もという訳ではありません。生理学的にそういう傾向ってことで）である男性より、感じなくては！とか、感じ過ぎると恥ずかしい～といったシンプルな発想が得意でない女性は、邪魔する要因が、情報を待ってる脳みその感度の精度を落としてしまうのですね。

刻々と変化する“感じる”という情報だけを正確に選んで脳みそに伝達出来る人が、オトナのオンナ、“感じる”を楽しめる人、これが結論です。

要は、自分の中に、取っ払うことなど出来ない情報伝達を邪魔する要因が存在しているかを認識し、邪魔要因をもし取っ払っうことが出来たとしたら、どんな感覚かと、触覚が脳みそに運ぶ情報と、それを邪魔して感度を落としている要因を整理して自覚すること、が本当に“感じる”を楽しむの第一歩なのです。

人間という動物は、“感じる”というような、生きていくことにさして必要ではない情報も記憶することが出来るメモリ機能優秀な動物です。ほんの少ししか情報の差（全て触覚からくるものですので）はない“感じる”という情報“。脳みそに情報が入る度に、前との違いを探すぞ～と気合い入れるのが、“感じる”オンナの任務ということですね。

前の情報と違うぞ！という上書き保存機能優秀な脳みそを持ったオンナになりましょう。

男性のペニスにおいては、前の射精より、全然すごいぞ～！という、情報上書き保存機能はそれほど、必要ないのです。男性の射精の感覚、女性には想像できないし比べられないから、そんな雑な結論でも、ほとんど間違っていないと思います。私の推測、女性は男性の100倍？、情報上書き保存機能を持つと思います。その機能を、女性がフルに活かして楽しむことが、イケているオンナを作り、その機能に気付いた男性が、イケているオトコに進化する・・・。

たかが“感じる”ですが、基礎を押さえて、理解を深めると、楽しい世界が広がります！